【2021年最新】ベトナムのIT業界とオフショア開発を解説

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ご存知の人も多いかもしれませんが

ここ数年IT人材は日本では不足していて

日本は他の国に遅れをとっていく未来が予測されています

こういった問題のなか議題によく上がるのが

オフショア開発です

オフショア開発とは?

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システム開発などの業務を海外企業や現地企業に委託することです。

これをするメリットは?

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発注側と受注側の経済格差により発注側はコストを抑えることができることです

受注先としては、人件費が安く、労働力が豊富な中国、インド、ベトナムなどが挙げられている。

受注側のメリットは先進国のニーズや技術を汲み取れること。

最近の動向

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ここ数年で受注先として活躍していた国が年々移ってきています

例えば、かつては中国は安い人件費と豊富な労働力で

多くの国から案件を得ていたと思います

しかし、ここ数年ベトナムや東欧などへ移っているように思えます

なぜこのようなことが起こるのか?

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理由の一つとして挙げられるのが

人件費の上昇により利益が出にくくなることです

利益を出すためにオフショア開発に踏み出したのに

損失が出ては本末転倒ですよね

これはIT業界だけの話にとどまらず

アパレル業界にも当てはまる話で

例えばユニクロ

数年前から

Made in ChinaからMade in Vietnam

に変わっているのをご存知でしょうか?

この流れはこれからも終わることがないかもしれません

そして、次は私たちは今後生まれる東南アジアの企業に雇われる番かもしれません

なぜベトナムなのか?

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東南アジアにはたくさんの国がありますが

なぜこんなにITに関してはベトナムが注目されているのか?

ものづくりは一般的に工場のレールから流れているものをひたすら組み立てたり

決まったマニュアルがありそれをこなすことだけが目的です

しかし、ITでは毎回異なるサービスを生み出すことになるので

コーディングも毎回違ったりチーム編成も変わったりします

そして、何よりも大きな違いはコミュニケーションです

エンジニアとのコミュニケーションがサービスの質にも変わってきたりします

ベトナムのプログラマーは英語や日本語ができる方が非常に多く

他の国に比べて非常にコミュニケーションをしやすいのがメリットなのです

これを他の国でしてしまうと結局翻訳が必要になりコミュニケーションによるコストがかかります

それならベトナムで開発をする方が還元もできるし非常にコスパがいいんです

受注先ベトナムのこれから

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ここ数年で中国やインドは急成長しITを武器に世界で活躍しています

彼らはここ数年でさまざまなプロジェクトを受託しいろんな国のサービス作りに貢献してきました

そして、彼ら自身でも素晴らしいサービスを生み出しています

彼らはただの受注側ではなく発注側に転換しているのです

日本の数ある商品も同じく

戦後アメリカなどから受注生産し

今では世界的メーカーに成り上がっています

今度は彼らの出番かもしれません

今は安い物価のおかげで人件費も抑えることができていますが

年々物価の上昇が目覚ましくおそらく人件費の相場も後について上がります

長期的に見れば高く付くことだって有り得ますよね

そして、ベトナムも近い未来にITに革新をもたらす可能性が非常に高いと見ています

個人的には彼らの動きには目が離せません

そして日本

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日本は完全に遅れをとることが目に見えます

きっと数年後には日本でベトナム人を見かけることが数多くなります

新社会人の同期にはベトナム人が半数、なんてこともあり得ます

現在ではベトナムを見下す日本人もいるとは思いますが

日本のITの主導権はベトナムに握られる可能性は大いにあります

しかし、戦う必要はないと思います

共存できるようにすればいいだけですから

私たちには受け入れる力が必要だと思います

まとめ

今回はベトナムのIT業界とオフショア開発についてのお話でした

おそらくベトナム進出を考えられている方は数多くいらっしゃると思います

しかし、長い目で見ると日本で根を張る方が安くつくなんてこともざらにあるので

今一度考えてもらえたらとおもいます

逆にベトナムを本拠地に置くなんてことも大いにあり得る話だとおもいます

ベトナムの今後がとても楽しみです

ぜひこの記事が参考になればとおもいます

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